517名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:35:21
ラーメンWEEK WEAK?

おまけ2

普通の人はヒク、どんぎつね超長文レビューの転載。

518名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:37:07
638Now_loading...774KB2018/04/26(木) 14:12:03.45ID:4cfKJtT9

☆日清どん兵衛CM「どんぎつね」

1 どんぎつね

どんぎつねというネーミングは、新美南吉の童話「ごん狐」をモチーフにしたのだろう。
安易な親父ギャグに思えるが、このネーミングには志が透ける。

起用されている恋愛ドラマで活躍している俳優からして、CMの訴求層は若年層。
なのだが、この「ごん狐」というモチーフの一点で、童話を読む子供や昔ながらの古典に親しんでいる中年層にも射程が広がっている。
カップヌードルと比べ、広く万民を意識した元ネタの取り方だ。

他に他社との競合において「どんぎつね」は大きな意味を持つ。
今まではキツネとインスタントヌードルの二つから連想するのは、マルちゃんの「赤いきつね」だった。
きつねうどんから、「どん兵衛」には大きな距離があり、連想が繋がりにくい。
つまり「どんぎつね」は「どん兵衛のキツネうどん」に架橋することで、キツネと言ったらどん兵衛へと塗り替えようとする、業界大手へのチャレンジブルなネーミングなのだ。
所謂、CMの知名度が、俳優や萌えキャラで終わらずに、そのまま業界での認知度のシェアに繋げていく、その機能美。

<参照>
ごん狐
https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/628_14895.html
やや暗く教訓めいたそれより、自分は同筆者の以下のこれを連想した。

手袋を買いに
https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/637_13341.html
可愛らしい親子狐の様子、温かさを感じるストーリーで、どんぎつねのイメージにはこっちがカブル。
詩的で且つ視覚的な描写が豊か。

>昨夜のうちに、真白な雪がどっさり降ったのです。その雪の上からお陽ひさまがキラキラと照てらしていたので、雪は眩まぶしいほど反射していたのです。雪を知らなかった子供の狐は、あまり強い反射をうけたので、眼に何か刺さったと思ったのでした。
>子供の狐は遊びに行きました。真綿まわたのように柔やわらかい雪の上を駈かけ廻まわると、雪の粉こが、しぶきのように飛び散って小さい虹にじがすっと映るのでした。

519名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:38:50
639Now_loading...774KB2018/04/26(木) 19:08:45.01ID:4cfKJtT9

2―1カップルで食べる

日清のどん兵衛CM 「一番好きなもの 篇」
https://www.youtube.com/watch?v=BAeT7vwxAjY

インスタントヌードルと恋愛物って、相性が悪いと思われていなかっただろうか。
カップヌードルアニメシリーズは、初々しいカップルの恋心を描いたCMだが、肝心のカップヌードルを食べるというアニメは入れていない。
これは大味のジャンクフードを食べるという行為が、恋愛物の甘酸っぱさ、繊細さを打ち消してしまう。
つまりインスタントに純愛という取り合わせの妙を用いたことが、むしろ一画面で同時に描くことができなかった二つの相克を却って浮き彫りにしてはいなかったか。

二人の関係が成熟しているならともかく、「食べるんです」「ください」と丁寧語を使うようなまだ距離がある二人。
(これは星野源のドラマ「逃げ恥」の影響か)
これが一緒にカップヌードルとなると、妙にみみっちく、貧乏めいて見えないだろうか。
高級フレンチやイタメシなどは一昔前として、ムードのある喫茶店、或いは手作りの手料理など。
恋愛ものと食となると、まず、それらが浮かぶ。

この貧しさのようなものは、しかし、必ずしもマイナスなわけではない。
このCMでヌードルという要素は、二人の恋の身近さ、脱力感、さり気ない日常というミニマムな舞台で、より際立っている。

つまり、このCMを通じて、どん兵衛を今まで食の対象にしていなかったリア充層、意識高い系にまで普及させ、それはトレンドを生みやすくさせる。

地味で安定したカップルの食事シーンという土台、そしてそれがインスタントヌードルで行われたという新鮮さのようなものが上手く相互作用している。

そしてただ二人の恋愛を描いただけではなく、二人の距離が縮むのも「どん兵衛」を通してなのだ。
恋のキーアイテムとして位置づけられているカップラーメン。
なるほど、新しい提案だ。

520名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:41:10
640Now_loading...774KB2018/04/26(木) 19:33:14.04ID:4cfKJtT9

2―2カップルで食べる

また食べるシーン、麺をすするシーンは、実際に箸が進みそうな誘惑を持っていて。
おあげ、だけを残す。
これは単なる恋の進展に使われるだけではなく、おあげが自慢というメッセージ、丼いっぱいのスープに浮かぶおあげを最後に大写しにすることでその大きさを強調する。

つまり、「おあげがおいしい」と直接言うのではなく、ストーリーの最後に謎かけの答えとして置き、おあげの存在感を画面の視覚情報として伝えている。
商品アピールをしっかりしつつ、物語全体の中に活かす。
そのアピールの婉曲さが、がつがつしがちな広告であることの下世話さを目減りさせ、上品な後味を生んでいる。

そのCMドラマは商品アピールのための嘘、という作り物感を抑える工夫は、劇終からも伺える。
嬉しさでしっぽをふるふるさせる、それに気づいたのが覗き込む、慌てて隠す。
という所作は、わかりやすい恋愛劇として、印象に甘さを、もっと言えばあざとさのようなものを残す。
しかし、このシーン。
今までの「おあげは最後に残す」という文脈から、やはりストレートな商品アピールとしては「とうとうおあげを食べて美味しいと言う」シーンを最後に置くのが正道に思える。
しかし、このアピールとしての正道を貫いてしまうと、あの余りに商品販促の側面が大きくなりすぎて、CMの世界観そのものが嘘くさく思えてしまうだろう。
つまり、きつねのしっぽがぱたぱたすると言う嘘で閉じることで、CMによって強調される商品の魅力そのものの嘘くささを残さない。
一番「来る」と思われるシーンを敢えて写さないのが。
それを読者の想像に任せることになって。
とても上品な余韻になっている。
短いCMのドラマながら余白を感じるというか。


<参照>
【アニメCM】日清食品 カップヌードル 「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」 30秒
https://www.youtube.com/watch?v=0DVe_XVF5iU
恋愛の劇中に、カップヌードルをアニメで登場させることは出来なかった。

日清カップヌードルCM FREEDOM
https://www.youtube.com/watch?v=Gx-eSxLe2m0
こちらはアニメ中に登場する。が、劇中最後のとってつけた感、添え物感は拭えない。また男の食として描かれている。

521名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:42:26
641Now_loading...774KB2018/04/26(木) 19:59:58.29ID:4cfKJtT9

3あざとさによる女性への不快感

【吉岡里帆】日清CMどんぎつねまとめ +メイキング
https://www.youtube.com/watch?v=j9pXDDvbiEw


「どんぎつね出てきません編」からはかなり、狙った演出が見える。
まず、きつねの萌え美女化、ケモナーな要素。
中途の、脈絡なく挿入される萌えダンス。
突然押しかけてきて、不自然に距離を詰めて近づいていく女の子。

こーゆーのは、次からのドラマ仕立ての展開によって多少緩和されるが、
当初のターゲットが独身男性を中心にしていた感は強くする。


にしても、この記事すげーっすよ。

どん兵衛の吉岡里帆に女がイラつく理由??そこに隠された「モテの極意」
http://sanctuarybooks.jp/webmag/20171220-1417.html

あの、CMの女性に嫌われる要素が取材(のちに数人の間の世間話のレベルだと気づかされる)で語られる。
それで女性、男性とはこういうものだと語られるのに、ふんふんとなるのだが。

「負け犬の遠吠え」という単語で怪しくなり、
なんと最後は「どん兵衛」と全く関係ない、美容本の宣伝に着地するんですよ。

すごいですよね。すごい広告の仕方だ。
流行のCMを取り扱って民の目を引き、女性のコンプレックスを煽る文章を飛ばし、マルチまがいの宣伝へと至る。

このレビューの余りの恣意性、強引な論理展開にノックアウトです。
自分のレビューは、これ以上に役に立たない、独断と偏見、恣意に満ちたレビューになったら嬉しい。
(ってあの、CMって長文レビューで目立つのが殆ど無いのが実情なんすよ)

522名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:43:51
642Now_loading...774KB2018/04/26(木) 20:23:14.52ID:4cfKJtT9

4食べるのに抵抗を置くというスタイル

「どんぎつね」「どんぎつねの嫉妬」編では、少し変わったアプローチが用いられる。
それぞれ男性がおあげや天ぷらを食べようとするのだが、女性側が「痛い」とか「やめて」とか、食べるのを妨害するのだ。
つまり商品を「食べてほしい」というアピールを為す時に、「食べちゃダメだ」という内容を映す。
何気ないドラマに見えて、かなりの冒険をしているのが伺える。
もちろん読者はそこから、「にも拘らず食べてしまう美味しさ」のようなものを感じとるはずだ。

この二つは商品のメインの具、おあげと天ぷらをそれぞれアピールするのだが、これがとてもシンプル。
ふっくら。ふっくらきつねの、どん兵衛。
サクサク。サクサク天ぷらは、どん兵衛。
メッセージとしては情報量は少ないかもしれないが、CMのドラマでは中心のキーとして扱われていて、画面でも中心に写されている。

つまりメッセージそのものは要点を絞り、ストーリーによって対象をクローズアップさせ視覚情報で訴求する。
食べさせないという変わり種を使いながら、お手本のように、良く纏まったCM。

天ぷらそばでのサクサク、サクッて言う音は当然別撮りなのだろうし、あとのせ天ぷらだから出来るサクサク感は、
マルちゃんの「みどりのたぬき」のつゆでしんなりとは、また違った美味しさへのアプローチで、それをはんなり伝えている。

<参照>
「赤いきつねと緑のたぬきCM」
https://www.maruchan.co.jp/aka-midori/index.html
カップヌードルを食べたくてたまらないというコンセプトは正道。
なのだが、そこから漂う古臭さやありきたり感は否めない。そしておっさん臭い。

523名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:45:41

645Now_loading...774KB2018/04/26(木) 23:55:22.40ID:4cfKJtT9

5露骨なる対抗意識と、それを脱臭する雰囲気

「耳は正直編」では、
赤いきつねへの敵対心を露骨に示す。

「どん兵衛のきつねじゃなくても、別にいいよと言われたよ」
この他のきつねとは、やはり赤いきつねのことだろう。
冒頭の他社へのシェアのチャレンジが、ここで明らかになる。
また「どんぎつね」が「どん兵衛のきつね」であることを改めて示し、それが自虐的な笑いの上でなされるのも意味深い。



646Now_loading...774KB2018/04/26(木) 23:55:56.59ID:4cfKJtT9

この深刻な問題意識と、がっつり展開しそうな重い話題を、しかしあっさりと料理する。
同業他社とのお揚げの比較やセールスポイントの誇示などではなく、好きだからと言うセリフ、そして「耳がきつねになる」と言う強引な解決策を取る。
この少し歪な構成を自然なものとする、ドラマの流れ、演技、
そして雰囲気、妙な温かさというか、争いとは遠いところにある平和感のようなものが、優しく包む。

読者は他社のきつねを意識し、しかしそれは刺さることなく、やんわりと通り過ぎる。


CM ドリームキャスト 湯川専務シリーズ

https://www.youtube.com/watch?v=qRq9uuxeYZM
同業他社にシェアを奪われていることを自虐的な笑いにするのは、セガのこのCMが印象深い。
でも、記憶に残るのは、セガはこんなに凄いんだ的な解決編よりも、冒頭の憎らしげに笑う子供の笑い声だったりするんだよなー。

524名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:46:59
647Now_loading...774KB2018/04/26(木) 23:57:32.28ID:4cfKJtT9

6温かいインスタント食品


「ふっくらマフラー編」は、イメージの底上げを狙う。

「寒いです」
「じゃあ、お家に帰りましょう」

無論、文脈から家でどん兵衛を食べる、という場面を想像する。
これはちょっと新しく、カップヌードル、とは手軽で手抜きの料理で、温かいアットホームな雰囲気とは離れたものだったはずだ。
クリスマスの夜に家でカップヌードル、なんて侘しさだったり、孤独の象徴としてのアイテムに使われる、はずだった。

これは要するに、カップヌードルが普及してうん十年、家庭料理の代用物、急場しのぎだったそれが、家庭の味そのものとして思い出されるほどに年季を重ねたってことなのだろう。
ソウルフード、のようなものが、日清食品の一つの目標点なのかもしれない。

ただ、カップヌードルに貧乏で侘しいというイメージはついて回る宿命だろうし、
その意味では役者がそうした負のイメージを受けつつもそれでも庶民的な印象を与える懐があって、
今までのCMによる蓄積もあるのだろう。

例えばメガネというものがクローズアップされていた。
メガネは、確かにコンタクトと違って「ウチ」で使う気軽さがあるし、湯気がメガネを曇らせる演出を入れることで、温かみを、ほっとした印象を加えている。

マフラー編の映像はロマンチックな雰囲気を出しつつも、音楽は何処かセンチメンタルで、沈黙の間を多くとり、ちょっとしたワビサビになっている。
日本的なクリスマス。

525名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:48:41
648Now_loading...774KB2018/04/27(金) 00:20:38.18ID:MFzGV2XH

6年越しそばとインスタント

「どんぎつねがいない編」では、年越しそばにどん兵衛を、と提案する。
この手のCMは、十年位前から増え始め、確かに、年末のあわただしさの中でさり気ないイベントして使うならインスタントというのは一つの手だと思う。
のだが、同時に風流じゃないなぁ的な、味気なさを感じるのも確か。

そういうプラスチックぽさを、現代風なタッチで描いて、今の時代の年越しそばの在り方を提案したのが、本CMだろう。
カップルの二人は、実家に帰ることもなく、他の家族の一員を見せない。
人ごみの都会の街を映し、たった二人きりの帰路に、しかし救いのようなものを安堵感を覚える。
家族4人という単位で一気に作る、手作りの年越しそば、というのはやはり遠く、インスタントに温かみを感じさせる精一杯の構成だった。

思えば、江戸時代での年越しそば自体、蕎麦屋に出向いて食べるもので、家庭で紅白を観て手作りのそばを食べるという習慣は、それほど伝統的なものでもない。
自分で言えば、紅白Flash合戦を観つつ、夜中に一人でカップ麺というのは、覚えがあったりする。
そういう風に伝統は変質するもので、その伝統の変質に商機を見出すというのは、クリスマスのケーキのように、やぶさかではない。
恵方巻みたいになんだかマスコミ超主導な流れもなんだかと思いつつ、土用の丑の日のうなぎのかば焼きだって昔のうなぎ屋のCMみたいなもんだったんでしょ。とか。
伝統とはしたたかに、うねって積もっていくものなのだ。

<参照>
「年越しそば」料理シーン【衛宮さんちの今日のごはん】
https://www.youtube.com/watch?v=NdTzbgFWkas
これ、殆ど実写でやってもいいよね。って言うのをアニメでやることには、一つの価値があるのだろうか。部分だけを抜き出しているのでよくわからない。
手の込んだ料理法は、ファンタジーに思えるほどに、自分には縁遠いものだ。

526名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 06:50:23
649Now_loading...774KB2018/04/27(金) 00:55:04.18ID:MFzGV2XH

7どん兵衛とアニメ

「どんぎつねがいない編」は、あるアニメを連想させる作りになっている。
音楽に用いられる「one more tiime one more chance」はアニメ映画「秒速5センチメートル」のエンディングで使われた曲だ。
また男が思い出とともにいない恋人を探し続ける映像も、同アニメを連想させる。

<参照>
秒速5センチメートル 第3話「秒速5センチメートル」
(ニコニコ動画より)

このCMって、映画を観た自分はどう思うか。
映画では、男は面影を胸に町をさまようのだけど、女とは離れていく。二人は結ばれない。そして物語は幕を閉じる。
この幸せでロマンチックな結末への、裏切りが先入観となり、もしかしてこのシリーズも悲恋で終わる、CMシリーズ自体が終わるんじゃないか的な、予感を持つ。
そうでなくても、映画の情感とともに叩き込まれた同曲への切ない印象は、映画を観た人なら思い返されるはずだ。
そこを、女から男を見つけてこつん。女の子から、というのも心憎い驚き。
つまり映画でのハッピーエンドの裏切りを、更に裏切ったハッピーエンドに。
ほっと、息をつくのだろう。

そして、同映画を知らなくても切ない曲と回想と、その後の二人が並んで歩く姿に、起伏のある展開と温かみを感じ取れるはずだ。
これはアニメを知らない層でも、単線的に楽しめるし。
アニメを知っている層でも、単純なコピーと叩けない、むしろ知っているだけ騙されてしまうという。
そういう双方のターゲットを捉えたアニメからの引用技術。

アニメを見せることそのものが目的のカップヌードルのそれとは違って、アニメを手法として利用することで物語に奥行きを与えたどん兵衛。
自分は後者の方がスマートだと思う。


【かわいいコラボ】 どん兵衛×けものフレンズ
https://www.youtube.com/watch?v=C_pKGT4TRJc
どん兵衛は、けもフレともコラボってる。原作は知らないので、どれだけ原作を壊さないかは測りかねる。
が、原作知らずでも観れる間口の広さと、しっかり商品をアピールしているのに好感。

527名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 07:11:22
日清のどん兵衛CM 「どんフォックス 篇」 30秒 / 星野源・吉岡里帆
https://www.youtube.com/watch?v=sHpwm0ZI3bk

これは正に海外でも波及するインスタントラーメンって認識を前提としているんじゃないかな。

これはシリーズを意識した作りですよね。
「どんぎつね」の呼び名が普及したことに自信持っているから、いきなり「ドンフォックス」と言えて、それが笑いになると信じている。
ここら辺は一つ匙加減を間違えると、白戸家のリストラ的なあの、つまり話題性が傲慢な印象と共にキャラへの不快感へと繋がってしまう。
バランス感覚に優れているのだろう。

これは、ラ王のパロディのアンサーでもあるように思う。

日清ラ王CM 「全粒粉の妖精 篇」 30秒 / 千葉雄大・カズレーザー
https://www.youtube.com/watch?v=ZvAolV9qluA

このCMで見て笑いつつも、「ドンぎつねリストラ?」のような不安は無意識でくすぶられたわけで、そこでドンフォックスが出てくる。
どん兵衛も、新展開、新ヒロイン?
と思わせる。
そこでお馴染みのメンツで安心させる。
その制作陣のいたずらのびっくりに伴う不快感も、浮気にぷーたれるどん狐を出すことによって、読者も一緒にちょっとすっきりさせる。

映像展開でも、ドンフォックスと言う嘘の前に、海外出張と言う嘘っぽいシチュエーションとスーツケースの中のどん兵衛って嘘で、上手く流れのような伏線を作っている。


パロディーでも、カップヌードルで酷いのありましたよね。プレステクラシックかなんか。
妙にうるさくて、食品CMなのに汗だくで食欲無くすの。

カップヌードル謎肉丼「みんなで1.2.3篇」ロングver.
https://www.youtube.com/watch?v=LBPueoiGic0

あと、フランダースの犬のクライマックスの感動を台無しにするネタバレCMとか。引用するのもはばかれる。

広報担当が違うのかな。センスの落差が大きすぎて、すごく違和感ある。

528名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 07:23:50
日清のどん兵衛CM 「どんぎつねの恩返し 篇」 30秒 / 星野源・吉岡里帆
https://www.youtube.com/watch?v=4Jn2i0kdVC4

これは映像的に一つトリックがあるんすよ。
リアルタイムで気付いた人、いるのかな。
どんぎつね批評家の自分でも気づかなかったよ。巧みと言うか盲点だよね。



日清のどん兵衛 絵本「どんぎつね」/ 星野源
https://www.youtube.com/watch?v=fhAVErpebOo

これを見てアッと思って、改めてCMを見返すとわかる。
web展開も絡めたテレビCMとしてスマート。

ただ、これは余りに食から離れすぎているなって、どんどん当初のコンセプトから離れていくようなシリーズ物の懸念ってものをちょっと感じましたよね。
霊界探偵ものが話を重ねていくと、妖怪大戦争になったり。
主人公が何年も本編に一コマも出ないお船の話になったり。
それは悪くない例?

529名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 07:37:59
日清のどん兵衛CM 「ツキを招く月見そば 篇」 30秒 / 星野源・吉岡里帆
https://www.youtube.com/watch?v=Yj26TbEjp9k

月と卵は、藤田和日郎の名作短編漫画「美食王(ガストキング)の到着」の目玉焼きを連想させた。
ファンタジーで、そこに掛け合わされる季節感や庶民感覚のバランスが抜群で、そこら辺が過剰気味の前作から戻ったのは、嬉しいな。

それ以上に絶賛されるべきなのは「コブラ」だろう。このセンスの輝き。

卵入りの天ぷらそばと共に、真似したくなるちょっとした一手間で、商品をアピールしている。

ただカップヌードルに卵を入れて熱湯注いでも、CMのような見事な白身加減の半熟卵って再現されるもんじゃないよなー。
別途、加熱する必要がある。
その意味でも、月をカップヌードルに入れるようなファンタジーなんだろう。それこそチキンラーメンが目指している理想郷のような。

530名無しのAA書きさん :2019/01/22(火) 07:41:21
改めて読み直すと感性が逝っちゃってるし、読み手の需要のないわけわからない思い付き長文だよね。
今やっているのはそれを加速させている。
ってーか、この長文読めるほどに暇な人ってまず居ないし。ここに人いないし。

      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  
    |ヽ   ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
   │ ヽー―'^ー-'  ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |  大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |  王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ    /   入  |