- ゲームの感想だよ
ポケットモンスタースカーレッド
なんか、雰囲気がイイ。いや、これは掛け値なしに良い。
なんか癒されるというか、画面が適度に明るくて、これをやれあれをやれ的なゲーム内のプレッシャーもなく、フィールドには可愛いポケモンが散らばっていて。
遊んでいる内に、どこか牧歌的な風に包まれて、心が軽くなるというか。
自分はすごくライトに遊んだけど、これが初RPGになるだろう沢山の子供たちが羨ましくなる。そんなゲームでした。
ストーリーもなかなかいい。スター団とかけっこう良かったな。悪者だけど、悪じゃない感じとか。
ラストエピソードの全員集合みたいな感じも、好き。
ただグラフィックをはじめ、作り込めてない所も感じるし、かくつきからハードのスペックの限界も感じる。
そろそろ次世代ハードに移行せなアカンじゃないの、任天堂さんって印象も確かにあった。
でも、方向性というか、進化の目指すところは、これで正しいと思うんだ。頑張ってって応援したくなる出来でした。
ストーリー本編中のレギュラー
ニャオハ（進化後）：最初から最後まで主戦力。ニャオハ立つな、の祈りは届かなかったが、まぁカッコいい猫さんに成長します。
ハカドッグ：可愛いだけじゃなく、何気に強い。最後の最後に「おはかまいり」が切り札となる。出来ればもっと早く会いたかったな。進化前のボチをもっと使いたかった。
ゴルダック：わりかし早めに、アクアテイル、ハイドロポンプを覚えるので、中盤ではエース的存在。ロマン技、ハイドロポンプはスカることも多いけど、決まった時の爽快感よ！
エーフィ：サイケ光線にはお世話になりました。装甲はもろいが、高いスピードでトドメ役に。
ライチュウ：アルセウスではかたくなにピカチュウのままで攻略したが。イーブイ、コダックも含め、とうとうバトル効率を重視し進化させてもうた。負けても、静電気で麻痺させたりしてバトル序盤のかく乱役に。
ペリッパー：可愛かっただけで使ったが、エアカッターに、水鉄砲に、飛行タイプと、突出した力はないが、オールマイティにバトルを盛り上げた。
振り返ると、強さなんて気にしなくて、見た目だけで選んだ（その割りに進化後、微妙な姿になっても愛着があって使い続ける）わりに、
レベルさえ上げれば、ぜんぜん大丈夫に全クリできる、この緩いゲームバランスは流石だなと思う。
レベル上げ自体も、ポケモン突進でばちばちやれば、自然に上がるんで苦にならない。
アルセウスのボール投げは確かに遊び応えがあったけど、それよりも緩さがあってお手軽に刺激と報酬を得られるのが良いねー。
これは１５年後当りにリメイクして作ったら、凄いゲームになるだろうな。
でもそれまで生きていられるでしょーか。自分。