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     これは炎の花を描く男の物語。

     青い空は両手一杯に広く、火銃の残り火は肌の内に温かく、想いを込めた球は天へと伸びる。

     花火使いと世界の物語。
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第一話 花火使い

第二話 火銃

第三話 婆ちゃんの球

第四話 流星の球

第五話 永遠の少女の球

第六話 河蛍の球

第七話 染め付け士の球

第八話 風詠み

第九話 放たれる!