- ◇ネタバレですよ。未プレイの人は見ないでね。信じるということ。
真実、と言う言葉がある。
確かに真実はあって、多くの人が目指すのだろうけれど、それは決してたどり着けないものだと、一方で確かに思う。
転がっているのは各々のそれぞれにとっての事実の破片ばかりだ。
それでも、それでも一つの事実を信じることが出来たら。
真実を求める思いも、何かを信じるためのもがき。なんじゃないか。
自分を信じて、ある事実を選び取る。人はそうやってより明るい方に進んでいくんじゃないだろうか。
主人公が掴んだ一つの信じられる事。
プレイヤーの自分にとって、彼はどうして経験によって殺人技を会得していったのか(一見すると実にRPGのお約束なのだけど)、という謎が残り、
そこに暗い予感を残しつつも、彼の思いに、ただ自分も救われた気持ちになって、ただ遠くからその姿を見送ることにする。
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|シドニーも…?
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| ああ、アイツがオレの知っている限りでは一番優秀だ。
| 他人の過去を読みとったり、他人に自分の意志を押しつけたり、と様々だ。
| オレの知らない能力を持っているかもしれん。
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∧_∧
(,, ´∀`) ∧_∧
( ) X ヘハ ノ X
| l 〉 (∀^ ヾ|
(___)__) ( §
| Y |!!
(_(__)
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|哀しいわね…。
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|何がだ?
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| 他人の過去を読みとって真実を手にしても、押し付ける能力があっては
| その言葉が真実か嘘なのかわからない
| 彼は真実を話していても、それを信じさせられてしまう限り
| 真実か嘘かを私たちは見抜けないわ。
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| ふん、馬鹿なことを。
| 人間は誰だって嘘をつく。
| 負の能力があろうがなかろうが、嘘をつき、信じさせることは誰だってできる。
| そうだろ?
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(,, ´∀`) ∧_∧
( ) X ヘハ ノ X
| l 〉 (∀^ ヾ|
(___)__) ( §
| Y |!!
(_(__)
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|それにアイツがオレに嘘をつくものか。
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